自宅購入を考えられた時点ですでに様々な方向性を検討され”中古マンション✖️リノベーション”という選択肢にたどり着かれていると思います。
一番大きなステップは、「中古で良いのか?」に尽きると思いますが、リノベーションについては楽しい要素がたくさんあるので、中古マンションにOK となった時点で一気に話が進む可能性があります。
本ブログをご覧になっているあなたはどの段階ですか?
とりあえず”中古マンション✖️リノベーション”ってどうなんだろう?とか、具体的に話が進み始めてるけど、他の人たちはどうだったのかな?と気になっているはず。
今回は、なんとなく流れに乗ってしまうと気付かないうちに過ぎ去ってしまう最初のステップについて書きます。
物件探しとリノベーション業者探しのポイントと注意点は?
この問題、あとあと尾をひくケースがあるので重要事項として知っておいて頂きたいです。
大前提として、物件取得に関わる不動産屋さんは細かいことを抜きにすれば気に入った物件を購入できれば結果オーライです。その物件を買うか買わないかの決断は、買主がするわけですから、途中対応が悪いとか手数料のがんばりとか諸々あるかもしれませんが、それはあくまで副産物の様なものです。
それに比べて、リノベーション業者はピンキリだということを理解しておくと良いかと思います。それは良し悪しではなくて、各社によって特徴というか得意分野があるということです。それが業界全体とか地域の中で、カテゴライズされたりするまで至っていないので勝手にリノベーションってこういう感じとイメージしていても、その業者さんにとっては土俵違いであるかもしれないと可能性があります。
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不動産屋さん編
まずは物件を見る
何と言っても最初の最初は不動産屋さんに行ってください。
というか、すでに行ってるでしょ?!まずは中古マンションってどんな感じなのかを見て見ないとわからないですもんね。知り合いや友達の家でも全然違いますから、赤の他人の生活空間となると本当に千差万別です。
そして地域性とかいろいろな特徴が感じられると思いますので、中古マンションってこういう感じっていう感覚をまず持つことが大切!
この経験値が少ないと物件決定に至るまでの判断材料が少なくなってしまって、あとあとの後悔に繋がりますよ。
いくつかの不動産屋さんへ行く
これも重要です。
大手の不動産屋さんや、地域の不動産屋さんまで3件ほどは顔を出して、私たち物件探しています!っていう意思表示と情報開示をしましょう。
そうすることでそれぞれ営業担当者が付いて物件を紹介してくれます。
こちらの出す条件が同じであれば、物件情報はレインズという不動産屋さんのネットワークシステムでほとんど共有されているので同じ物件が紹介されます。
そこで期待できるのは、その不動産屋さんでしか紹介できない専属専任媒介物件の案内があるかもしれないこと。
そして、レインズ掲載物件でも営業担当が変われば切り口も違って少し条件を広げた物件の提案があるかもしれないことです。
それにやはり営業担当個人の問題でデキる人デキない人の差はありますからね。
(私も、ある不動産屋さんでは新入社員の男の子が担当で付いてくれました。説明は拙くてすぐに回答が得られないことはありましたが、しっかり調べて真摯に対応してくれたので良い思い出です)
リノベーション業者編
まずは話を聞きに行く
冒頭でも書いた様にリノベーション業者によって特徴や得意分野は様々です。
そして話を聞いたり施工事例の写真や映像を見せてもらうと、自分たちのイメージ以上のものが必ずあります。その刺激をしっかりと受け止めて、自分たちのリノベーションイメージをスクラップ&ビルドして行く必要があります。
いくつかリノベーション業者さんを回って話を聞いているとセンスやフィーリングの合う所がおのずと絞られてきます。その感覚大切です。
逆にピンっと来る業者さんに出会えなかったら、もっと範囲を拡げた方がいいかもしれまんせん。
カテゴリーの違う業者さんを選んでまわる
話を聞く業者さんのピックアップの仕方もポイントがあります。
リノベーション業者さんで全国展開している会社は少ないということをご理解ください。
基本的にはローカル色が強い業界です。
なぜか。。。それはこれから末長いお付き合いになるので近くで相談しやすいという小回りが効く感じが重要になってきます。
我々はわざわざ中古物件を購入してリノベーションをしようと考えたりしちゃってるんですよ。これから住み始めてからも、インスピレーションが降りてきたら工夫を加えたくなっちゃうじゃないですか。
新築物件を購入して、そのままなんとなく住んでいるという感じはならないわけです。
その点を考えて、大不動産会社さんのリノベーション事業や、リノベーション会社の比較的大きな会社、ローカルのリノベーションを行っている工務店などのカテゴリーを分けてお話を効くことをおすすめします。
で、物件とリノベーション業者どっちを先に探すんだ?!
結論から言うと、同時期に行き始めるけど”リノベーション業者は物件よりも先に決めておく!”ことが重要です。
物件選びに立ち会ってもらうことが重要!
一番重要なのは、リノベーションをやろうと考えているなら素材となる物件選びにリノベーション業者に立ち会ってもらうことです。
よく物件を購入してから業者探しをしている方がいますが、それってリノベーション業者の気持ちになったらなんとも言えない部分ありますよね。
素人にはわからない専門的な部分で、「こんなことしたい」「あんなことしたい」と言われてもこの物件では条件的に難しいとかありますよ。あとでそうならないために最初からきてもらっておいたほうが安心です。
立ち会ってもらうと、ザックリとしたイメージは共有できますし無理なものは無理と言ってもらえると思うので、それは物件購入の判断材料になりますからね。
例えば、キッチンはアイランドにできるのか、壁は取っ払って間取り変更できるのかなどなど。壁取っ払うつもりで、取っ払えなかったらどうにもならないですからね。
私がこのように考えたキッカケは、なんとくお勉強のつもりで全国展開のリノベーション業者のセミナーに行ったことです。
リノベーションの良さとして、こんな説明があったんです。
玄関入ってすぐの壁を斜めにしたりして、部屋の奥行き感を出したりできるのが面白みです!こんなぶっ飛んだアイデアも出しながら、固定観念を壊して考えていくんですよ!
それを聞いて私は、
こいつはアホか。
こっちは素人やから固定観念を壊されたままで進んだら、わけわからんもんになるだけやんけ・・・
というわけで、これは物件探しは後回しにしてでも、業者選びを先にしておかないと話を前に進められないと思った次第です。
まとめ
いかがでしたか?
なんとなくの流れに流されて行くと途中でつまづいてしまうかもしれませんので、せっかくこのブログにたどり着くぐらい予習をしっかりされているんですから、お役に立てば幸いです。いくら予習してもなんらかの予期せぬ出来事は起こりますからね。
今考えるとセミナーに行った際の担当者の方にも勉強させてもらったなと感じています。
あとあと私自身気づいたことは、全体のまとまりを非常に重要視する人間だとわかりました。リノベーション事例を色々見ているとパーツパーツを選択することに目が行きすぎて家全体がまとまっていない事例も散見されます。
そして、リノベーション自体はいいけどその他の家具が・・・っていう事例も。。。
そんなことを考えるとやはり家具を含めた全体がいかにまとまっているか、そして新たに迎え入れるインテリアや家具も溶け込んでもらえるかが重要だと考えています。