中古マンションの購入するときの一番のメリットとして挙げられるのが現物を確認できること。
中古物件(戸建orマンション問わず)の内覧するにはどうしたらいいのでしょうか?
賃貸物件も内覧をしますが物件購入となると一生に一度の大きな買い物です。
どんなポイントをチェックすると将来後悔しないのか。また、購入決断の助けとなるのかをご案内します。
内覧したいと思ったらどうする?
不動産屋さんに行って希望の条件を伝えると、物件をいくつか紹介してもらえます。
(あんまり厳しい条件だと、該当ナシという回答の時もあります)
その中から、ちょっと気になるなという物件があればぜひ内覧に行ってみてください。
どうしたらいいかというと、不動産屋さんに「内覧に行けますか?」と聞いてみてください。ハッキリ言って不動産屋さんも内覧に行かないことには、仕事が始まらないので内覧に行くように水を向けてきますからその流れに乗ってしまいましょう。
その場ですぐに行ける可能性もありますが、”空室”の物件であっても売主側の不動産屋さんに鍵を借りに行く必要があります。人気のある物件だと、すでに内覧の予約が入っていたりするので鍵が戻って来る時に改めて内覧ということもあります。
また、中古物件の場合は”居住中”というケースもあります。住宅ローン残高の関係もありますので、ある程度の金額で売却できるようなら売りたいなといった状況です。
このような場合は、売主側の都合も調整する必要がありますので翌週の週末となったりしますので、ちょっと時間がかかると思っていてください。
(今すぐに内覧に行きたい!っていう時は、めぼしい物件から”空室”の物件を選んでください。)
”居住中”の場合、売主さんもその時間帯は外出して席を外しておくとか、やはり小綺麗に片付けたりはするのでスケジュール調整が必要になりますね。
私自身も1件だけ”居住中”の物件を内覧したことがあります。
売主さんが外出中でよく見てくださいと言うことでしたが、見ず知らずの人の家を見るというのはなんとも言えない感じで新鮮でした。そして、”空室”の状態よりも家具が配置された状態なので実際に住んだときのイメージがつきやすいですね。
その物件は70平米弱の広さだったんですが、私の感想は「この広さでは狭いと感じる」ということでした。自分自身の感覚がわかったのですごく良い経験になりました。
内覧する時のチェックポイントは?
内覧時に注意するチェックポイントを「建物」と「室内」に分けてご紹介します。
中古物件購入を考える場合、物件価格=建物価格+土地価格となります。
内覧をする目的は、建物価格についての現状調査という目的のためです。このポイントを忘れないでくださいね。なんとなく「現状の間取りが・・・」とか「広いね」とか「陽当たりが・・・」とかだけの問題だけではないということです。
「建物」のチェックポイントは?
(出典:LIFULL HOMESより)
このように建物各所の清潔感といったものをどう感じるかというのが重要なポイントですね。それが、一般的にいう”管理状態”というものになると思います。
求めればキリがないと言えばないし、そんなに気になるなら新築を考えたら?という話になってきます。そもそもこのブログを見に来ていただいているアナタは、”中古マンション✖️リノベーション”をすると思い描いた住空間で生活できると思ったからたどり着いているんじゃないでしょうか。
では、その清潔感の良し悪しの判断ですが、重要なのは周辺の建物と比較してどうかということです。
日本という国は、非常に地域性の強い風土があります。ご存知の通り、A市とB市ではイメージが違ったり、同じ市内でも南北でとか東西でとか街のカラーが変わって来ます。
その街のカラーというのは、”土地価格”などに反映されていています。内覧に行くということは、予算や立地などの条件でピックアップした物件だと思いますので周辺環境と比べてどうかというのが重要です。
もし、アナタが転勤等で土地勘のない地域で物件をお探しで地域性がわからない場合は、不動産屋さんに聞くと教えてもらえると思います。そのような情報を引き出すのが不動産屋さんと良好な関係を築くメリットでもありますからね。
また、中古物件ですので古いと言えば古いです!
中古物件の価格メリットを享受しようと思えば、築30年程度からの物件がターゲットになってくるかと思います。ですので、見ただけで古いのは仕方がない。しかし、しっかりと大規模修繕や細々としたメンテナンスが行われているか。はたまた今後の修繕計画は立てられているのかいうのが非常に重要です!